漫画感想

なろう漫画「ありふれた職業で世界最強」感想。途中で読むのやめた人は最後まで読んでほしい。

どうも、インターネット雑談マン@netzatsudanmanです。

今回は、小説家になろう原作の(著)白米良先生 /(画)RoGa先生 /(キャラクター原案)たかやKi先生 の漫画、「ありふれた職業で世界最強」の感想になります。

とりあえず、あらすじだキャラクター紹介だなんてものは置いといて・・・・・・おっもしれえええええええええええええええええ!!!!!!!!!!!!!!そんでタイミングよく2019年7月アニメ化のニュース!!ありがとうございます。これで夏も生きていけます。

 

はい、というわけでどんな話かと言いますと、わりとなろうテンプレ的なスタートの「学校にいたら何人かと同時に異世界召喚」で物語ははじまります。

「ありふれた職業で」とタイトルにつくくらいなので、主人公が異世界召喚で授かった職業は「錬成師」(そこまでありふれた響きでもないが)、勇者とかに比べると戦闘向きではない地味な職業で、クラスメイトから侮られるシーンなんかもあります。

そこから色々あって第一巻時点で、まだ最強かどうかはわかりませんが圧倒的に強く成長する。その過程は全然チートなんかじゃなくて、血反吐吐くような努力。気合。根性。その成長シーンが始まってからがマジで面白い。

 

ぶっちゃけ、序盤、具体的には第一巻の半分くらいまでは読むのがキツかったです。主人公含め登場キャラクターがいけ好かない連中ばっかで。ほんとに読むのヤメようかと思うレベルで不愉快でしたが、単行本買って一巻通しで読めて良かった・・・。

これは読者の年齢とか、これまでの人生で、だいぶキャラクターに対する感じ方が変わるんじゃないかなと思います。わりと鬱屈した人生を歩んできた30歳オーバーのおっさんの俺としては、ほんと序盤の描写は受け入れがたい。

主人公はナヨナヨヘコヘコしてるわ、ヒロインは自己中心的だわ、取り巻きは正義マンかイジメっ子しかいねーわ、異世界転移してるのにキャッキャしてるわ・・・腹立つ連中だったけど、すべては後半への布石だったんだなぁ。。してやられたぜ。。別に作者様がそういう風に仕組んでなかったとしても、面白いからオールオッケー。

いや、でも振り返って読んでみると、作画からして仕組まれてるような気がしますな。異世界人とかモンスターに比べて、妙に主人公達だけキラキラ(個人の感想です)してたり、かわいい感じだったりするんです。感覚的にはベルセルクとギャルゲーのコミカライズくらいの差があるの。そんで思わず主人公サイドに舌打ちしてたのに、後半であーなって、俺の手のひらクルリですよ。

前半は脇役が主役みたいなもんで、元の世界でステータス(ルックスとかスポーツとか)高かった連中が、そのまま異世界で才能ある感じで、しかも性格的にも進んで異世界を守るために戦うと決意するような、いわば「光」の厨ニ。

それに対して後半は、主人公による「闇」の厨ニ。やっぱダメだね「光」は。本物の闇を経験した俺からしたらままごとにしか思えん こういうのは俺らみたいな闇系に任せてのほほん日常書いとけばいいと思う 圧倒的に暗い経験がたりない ガソリンの味とか知らんだろ?(東京都在住/30代男性/会社員の方からのお便り)

 

はい。

流石に途中で読むのやめた人が、わざわざこのブログに感想を読みにはこないと思いますが、もしあなたがそうなら頼むから一巻最後まで読んで!評価はそれからにしよ!!

じゃ、二巻読むのでこのへんで。

以上。

↓↓↓他にも「なろう」の感想書いてます!是非!↓↓↓

漫画「モンスターがあふれる世界になったので、好きに生きたいと思います 」感想。
漫画「航宙軍士官、冒険者になる」感想。
漫画「最強勇者はお払い箱→魔王になったらずっと俺の無双ターン」感想。
漫画「領民0人スタートの辺境領主様」感想。
漫画「蜘蛛ですが、なにか?」感想。
漫画「ブサメンガチファイター」感想。
漫画「世界でただ一人の魔物使い~転職したら魔王に間違われました~」感想。
漫画「駆除人」感想。
漫画「マヌケなFPSプレイヤーが異世界へ落ちた場合」感想。
漫画「神統記(テオゴニア)」感想。
小説「穏やか貴族の休暇のすすめ。」感想。