どうも、インターネット雑談マン@netzatsudanmanです。
今回は、小説家になろう原作の(著)弘松 涼先生/(画)上月ヲサム先生の漫画、「ブサメンガチファイター」の感想になります。
タイトル見た瞬間「え・・・何なの・・・?」という疑問と、「ブサメンガチファイター」っていう語感の良さが脳に刻み込まれてしまいつい購入。ブサメンマーケティングにやられたぜ。
このインパクトあるタイトルの通り、主人公はいわゆるブサメンです。しかも最低レベルの。
いわゆる異世界転移系の物語なのですが、転移前の世界で女性絡みのトラウマを持つ主人公が、常人の思考なら「異世界ではモテたい!」と思ってもおかしくないところを、女ウケするようなパラメーターを全て犠牲にして、他の能力を伸ばして「絶対神」というヤバ過ぎるクラスに到達するというお話。
元々の世界でも「自他共に認めるブサメン」とは言っているものの、それはまだ常識の範囲内。異世界転移するにあたって、この作品では自分で能力値を振り分けることになるのですが、そこで「ルックス」の項目を最低値に設定したうえ、特記事項として、
「女の子の肌に直接触れたら1秒間でHPの1割が消滅」
を追加。
更に、ムフフなことをしたら、
「無限の苦しみを味わい四散して死ぬ」
その他キツめの制約をつけて、能力値を上げるという・・・。主人公潔すぎる・・・。そしてそんな異世界生活嫌すぎる・・・。
「どうせ俺なんてブサメンだし女の子に相手にされない」→わかる。
「無限の苦しみを味わい四散して死ぬ」→??????wwww
せめてこれで主人公が性格悪くて嫌な奴だったら、ざまぁと思いながら見てられるんですが、性格めっちゃ良いんだよね・・・。そしてヒロイン達も性格良いんだよね・・・。なのにもう物語開始時点でラブストーリーとしてはバッドエンド確定。いや、もちろんそういうことだけが愛の形ではないんだけど。心と心で繋がる的なね?
でも作中でほんとに少し触れてしまった程度でも、58兆ダメージとか受けてたから、恋愛系では幸せになれないと思う。。
この異世界を攻略するには、主人公がやったように不要な能力を下げたり、特記事項に制約をつけたりして、何か飛び抜けた力を手に入れておくべきだと思うのですが、最初に仲間になった男も性格が良い・・・のかなんなのかはわかりませんが、個性強い奴で、
「絶対に仲間を裏切らない
破った時は報いを一身に受け止める」
とか特記事項に書いちゃう人。
ぜってー不利だろそんなの。仲間の定義がわからないけど、例えば「一度パーティメンバーになったら仲間」程度でも仲間なら、相手が彼を騙そうとして近づいて来た場合でも仲間になってしまうし、そいつに対処した場合にそれが「裏切り」と判断されたらキツいペナルティが発生してしまう・・・。
まぁ、そこは絶対神と化した主人公がうまくフォローしていくんでしょうたぶん・・・。
そもそもが元の世界で問題があって、転移を望んだキャラクター達のようなので、「ブサメンガチファイター」というギャグ的なタイトルの割にシリアスな話になりそうな予感がします。
続きが気になる。
以上。
↓↓↓他にも「なろう」の感想書いてます!是非!↓↓↓
漫画「モンスターがあふれる世界になったので、好きに生きたいと思います 」感想。
漫画「航宙軍士官、冒険者になる」感想。
漫画「ありふれた職業で世界最強」感想。
漫画「最強勇者はお払い箱→魔王になったらずっと俺の無双ターン」感想。
漫画「領民0人スタートの辺境領主様」感想。
漫画「蜘蛛ですが、なにか?」感想。
漫画「世界でただ一人の魔物使い~転職したら魔王に間違われました~」感想。
漫画「駆除人」感想。
漫画「マヌケなFPSプレイヤーが異世界へ落ちた場合」感想。
漫画「神統記(テオゴニア)」感想。
小説「穏やか貴族の休暇のすすめ。」感想。