経験体験

【怒りを消す方法】すぐにキレない為のマインドセット10

どうも、インターネット雑談マン@netzatsudanmanです。

「キレてないですよ?俺をキレさせたらたいしたもんですよ。」と言いたいところですが、僕はかなり短気なほうです。。ですが自分なりの怒りを消す方法によって、怒りが湧いてきてもそれを鎮めることができています。

怒り自体は勝手に湧いてくるものだから仕方ないとして、その怒りにどう対応するかは自分で決めることができます。ついキレて喧嘩になってしまったりすると、自分も相手も疲れてしまいますよね。今回は僕なりの怒りを消す方法を記事にしてみますので、「怒り」でお悩みの方の参考になれば幸いです。

イライラしない為にはこの10個をチェック!

相手に期待しない

怒りのほとんどは、「相手が自分の思い通りに動いてくれなかったから」発生します。

優しくされたいのに優しくしてくれなかった。助けてほしいのに助けてくれなかった。自分の指示に正確に従ってほしかったのに従ってくれなかった。など。

そういう期待をしていなければイライラすることもありません。相手は自分ではないし、自分の心がわかるわけではない。「察して行動しろ」なんて言い始めたら今度は僕らの格が落ちる気がします。

相手がどう動こうが問題のない状況を作っておくこと、そもそもコミュニケーションとは100%こちらの意図が伝わるものではないということを意識していれば、期待を裏切られて怒ることもなくなるはずです。

よく考えると期待を「裏切られた」なんてのは、ちょっと傲慢ですよね。他人は自分の家来でも奴隷でもないので。その人の思い通りに行動するのは当たり前。それが恋人だろうが部下だろうがこちらが強制できることではない・・・。

勝手に意味づけしない

イライラさせられた出来事に対して、自分が意味をつけているから更にイライラしてしまうのだと思います。

「あいつが俺に従わないのは、俺をナメてるからだ!」

「こんな失敗をするのは真面目にやっていない、やる気がないからだ!」

実際そうなのかもしれませんが、それが本当かどうかはその人しかわかりません。僕達が認識できるのは、ある出来事に対して相手が「僕がそうなってほしかった結果」にたどり着けなかったということだけ。その後の怒りを増幅しているのは相手ではなく、自分の考え方。

仕事だろうがプライベートの人間関係だろうが、失敗は失敗として、なぜ失敗したのか、次回どうすればいいのか冷静に話をするのが健全なやり方じゃないでしょうか。

マジでナメてるのが確定したら、こっちもスルーするだけだなぁ。時間の無駄だし。

自分に関係がないことはスルーする

TVのニュースやインターネットの記事などに怒っても仕方がないですよね。それをやめさせることはできないので。(どこかに通報するとかやり方はあるのかもしれませんが)

自分に関係ないことは、もう見なかったことにして寝てしまうのが一番。ブラジルで許しがたい犯罪が起きたからと言って、僕がブラジルまで出かけていって犯人を怒鳴りつけるなんてできません。

もっと近い例で言えば、電車や飲み屋でチンピラみたいな奴が騒いでいてうるさいとして、そういう輩のことはさっさと通報してしまえばいい。世の中には僕らが想像できないくらい悪いやつもいるので、そういう奴に自分が注意するリスクを負う必要はないと思います。

改善できないことや、改善しないであろう相手に怒っても無駄。

自分を挑発する為の罠だと考える

あまりに頻繁にイライラさせてくる相手には、そういう勝負を挑まれていると想定して戦います。僕を挑発して怒らせることで、何か相手に得がある。キレたもん負け。

「その手に乗るかよHAHAHAHA」という精神で、イライラした原因から、別の戦いをしているという意識に切り替えることで怒りを鎮めます。

実際、もし相手が悪くて自分が正当に怒っている場合でも、その怒り方によって周囲からは自分のほうが悪いと思われることはありえます。イライラさせられた上、周りからの評価も落として、なんなら相手が周りに同情されるようになったら嫌ですよね。

わざわざそんなことをする奴はいないとわかっているからこそ、怒りを消す考え方として使える方法なので、本当にそういう奴がいたら何らかの対処は必要だと思います。そういう奴はだいたい周りも巻き込んでこっちを貶めようとしてくるので。

反射せずにいったん自分の中に留める

怒り」の最高レベルって持久力がないので、少し我慢するとゼロではなくとも次第に下がっていきます。最高レベルの時に怒ると、怒り方が行き過ぎていて問題になったりするので、イライラした瞬間に反射で怒らずに、相手を視界から外して、言う言葉を考えて、多少冷静になってから怒ったらいいと思います。

怒った瞬間に「ハイハイハイ、怒り来ました~~~~!!」と心の中で自分を実況しているとアホらしくなって怒る気もなくなるのでオススメです。

怒ることがダサいと自分に言い聞かせる

「恥の文化」の日本人だからこそ使える技。

怒るという行為が死ぬほどダサいと日頃から自分に言い聞かせておけば、咄嗟のときにもそれを思い出して、「恥ずかしいほうが嫌」で怒らなくなるはずです。

自分以外の人が怒っていたら嫌ですよね。怖いし。自分がそうなっているんだと理解すれば、そうしなくなると思います。

鏡だらけの部屋で怒ってみるとか、自分の怒ってる姿をムービーで撮ってもらって、後から見直してみるってのはどうでしょうか。僕はそんなの嫌なのでそんなことするくらいなら怒るのやめますが。

本当に相手だけが悪いのか考える

自分の指示や説明に問題はなかったか?相手の能力を考慮していたか?など、いったん大人になって振り返ってみると何かしら自分にも問題点があるかもしれません。

自分に問題がある状況で怒鳴ったりするのは最高に恥ずかしいので、そういう状況にならないように気をつけたいですね。

怒りを擬人化して対話する

怒りの感情に名前をつけて、自分ではないんだと思いましょう。他人が怒っていると妙に冷静になれたりしますよね。それの応用です。

「あー、また怒田くんが発狂してるな・・・」

「怒田くん、超怒ってるじゃん・・・コワ・・・」

とか思っている間に、怒りが消えてくれます。当事者じゃないのにそこまで強く怒れないと思うので、怒っているのを自分ではなくて他人にしてしまうという技。

人間的に上の領域に立って考える

遥かな高みに立って見下ろす作戦。

「フフ・・・またバカなことをしているな・・・」

「なんて哀れな・・・」

「早く来いよ・・・俺の”領域(レベル)”に・・・!?」

と、人間的にこっちが明らかに格上だと思っていれば、怒りも鎮まると思います。

蟻に噛まれても、その瞬間はイラっとすると思いますが、ずっと「蟻め・・・駆逐してやる・・・この世から・・・一匹残らず!!」と思い続けられる人はいません。

むしろ怒ることで蟻のレベルに落ちることこそ恐れよう。

宇宙規模の壮大なスケールで考える

イライラが湧き上がってきそうなときは、空を仰いで天空の星々に思いを馳せましょう。

「この宇宙のどこかには、俺と同じように怒りを感じている誰かがいるのかな・・・」と遠く離れた星に住む、会うことの出来ない友人のことを考えるのも良いかもしれません。

宇宙規模で考えれば、この小さな地球の小さな市区町村のなかでキレていることがバカらしくなってきます。宇宙の寿命から考えれば一瞬しかない人生で、怒ることに時間を使っている暇はないのです。

おわり

冷静に考えると「怒り」が必要なことってほとんど無いんですよね。悪意を持って接してくるヤツは、スルーするか速攻通報してやればいいことですし、部下が失敗したり、子供が言うことを聞かなかったりしても、その行動や結果に対して冷静に注意して改善させればいい。

まぁ、簡単ではないですよね。怒りは勝手に湧いてきちゃうし。ムカつくことはムカつきますし。でも、短い人生そういうことに時間を割いている暇はないと思います。どうせなら楽しいことばかりの一生のほうがいい。

お腹がすいたからと言って、制限なくご飯を食べてたら太ってしまう。タバコが吸いたいからと言って、禁煙しなかったら健康に悪い。「怒り」もそれと同じなんですよね。怒る気持ちが湧いてきたあとにどう行動するべきか。それを自分で選ばずに流れで怒るからよくない結果につながる。

人類誕生以来、怒りによって身を滅ぼした人は大勢いるでしょうね・・・。イライラさせられたところまでは自分は何も悪くなかったのに、怒りが原因で行動して自分が悪くなってしまうのは損としか言いようがない。そろそろボタン一つで怒りが消えるマシンが発明されて欲しいなぁ。。

以上。