深夜の雑談

生き方や価値観が定まらないなら「許せないこと」がヒントになる。

どうも、インターネット雑談マン@netzatsudanmanです。

人生をどう生きていくか、自分の価値観はどんなものなのか、自分自身のことなのに意外と定まらないものですよね。僕もこれがよくわからずに「自分って何なんだろう?」とフラフラしていました。

生き方や価値観を定めるのに重要そうな、自分の目標とか大切なこととかやりたいことって、いざ考えようとしてもなんだかよくわからない。そりゃあ今まで前向きに生きてこなかった人間が、いきなりそんなプラスのことを考えてもわかるわけない。

しかたないのでマイナス方向から考えていったら、案外見えてきました。その思考法を記事にしてみましたので、生き方や価値観の定めかたでお悩みの方は使ってみてください。

一応、人生の目標もまずは考えてみよう

とはいえ、何か見つかるかも知れないので、まずは自分の人生の目標を考えてみます。僕の場合はこれでした。

「人生に満足したい」

そりゃそうだろ!って感じですね。たしかにそうなんですけど、曖昧でどうしたらいいかよくわからない。じゃあ何をしたら満足なんだ!金か!?

ここでもう逆をついてみます。

人生がどうなると満足できないの?

コレに対する僕の答えは、

「自分を惨めだと思いたくない」

さっきより具体的になりましたが、まだよくわからない。いきなり答えがでないのは仕方ないので、だんだん具体的にしていきます。

どんな時に惨めだと思うのか?

いろいろありそう。

金がないのも嫌だし、恥をかくのも嫌だし、失敗するのも嫌だし・・・。仕方ないので過去の出来事で今でも記憶に残っているような「惨めさを感じた状況」を思い出してみます。

すると、僕が自分を惨めだと思っていた状況には共通点が見つかりました。「恐怖を誤魔化したとき」に惨めさを感じる。更に具体的にすると、「恐怖によって行動を変えたとき」に惨めさを感じていたようです。

怖がること自体は問題ないけど、怖さを誤魔化すのは問題がある。本当は怖くてやらなかったことに、なんとなくいい感じの理由をつけてやらなかったことが、僕にとっては最高に惨めだったみたいです。例えそれがくだらないことだとしても。これにたどり着いたとき、少し自分としては意外だったのですが、すごくしっくり来ました。

これ、絶対に許せないわ。

「絶対に許せない」ことを忘れているから流される

「絶対に許せない」ことなのに、なぜ今まで何度もそうしてしまったのか。これはたぶんそれを忘れていたから、日々の意識が足りなかったからだと思います。どんなに怖かろうが「絶対に許せないんだ」という怒りがあれば、それが一番上(下?)にあるんだから、それを曲げることはありえないはず。

生きていてたら怖いことなんてたくさんあります。幽霊も怖いし虫も怖いしチンピラも怖いし事故も病気も怖い。生物として当然「恐怖」は感じる。そこはいい。反射で感じてしまうことは仕方ない。しかし反射で感じた後にどう行動するべきなのかが重要ですよね。

生きていて発生するあらゆる恐怖より、それを誤魔化してあとから惨めになるほうが怖い。そんなことは僕は許しておけない。今日の記事を書いていたらだんだん過去にムカついてきました。この気持ちを忘れないようにしなければ。

まとめ「絶対に許せないこと」を行動原理に定めよう

以上、僕なりの生き方、価値観を決める思考法でした。完全に自分本位で書いたのであまり参考にならなかったらごめんなさい。

  1. どういう状態で人生が終わるのがいいか考える
  2. どういう状態で人生が終わると嫌なのかを具体的に考える
  3. どんなときにそれが発生するのか考える
  4. それが発生しない行動を日々選ぶ

①や②が価値観で、④が生き方なんだと思います。

「そんなことできるならやってんだよ!!!できないから困ってんだよ!!」という意見、ごもっとも。僕もそう思う!

今後僕が今回自分で定めた行動原理を守っていくには、あらゆる恐怖と向き合わなければいけない。そんなの嫌だ!誤魔化したいんだ!こわい!

が、ここは勇気。勇気しかない。

リドリー・スコット監督の戦争映画「ブラックホーク・ダウン」のラストの方のシーンで、戦闘地帯から基地に戻ってきた兵士に、別の兵士がこんなことを言ってました。

怖いのはみんな同じだ。そこで何が出来るかで男が決まる。

 

くそ・・・やるしかねえ・・・!!

今日の記事を読んでいただいたあなたも、「そうなるくらいなら死んだ方がマシ」なレベルの「絶対に許せないこと」を定めて、日々の行動を決めてみてください。それで痛い目にあうとしても、立ち向かったことだけは誇れるはずです。

ううう・・・でも、こわい・・・やりたくない・・・。

 

以上。