経験体験

コミュ障は海外行ってもコミュ障です。でも日本より楽に暮らせる。

どうも、インターネット雑談マン@netzatsudanmanです。

「海外に行くとコミュ障が治る」みたいな話をたまに聞きませんか?僕は仕事の関係で、3年以上東南アジアで生活してますが、残念ながら治ってません。

とはいえ、日本で生活しているよりは精神的にかなり楽なので、今回はそのあたりのことを記事にしていきます。

海外行っても別に喋ることはないし、コミュ障も治らない

僕の場合は完全に仕事で海外にいて、さすがに仕事の時は喋ります。

プライベートはほぼ無言。日本人の集まりにもあまり顔を出さないですし、タクシーは配車アプリを使えばほぼ無言。ショッピング、レストランも、せいぜい商品名を言うくらい。

海外駐在や現地採用を利用して、その国や近隣を旅行するとか、現地の人々とコミュニケーションを取るとか、語学の学習をするだとか、そういうことが目的の方はガンガン自分からコミュニケーションを取っていきますが、僕はあまりその願望がなかったので、日々淡々と仕事をして、休日は日本にいるのと変わらず家で過ごしています。

どうしても喋らないといけないのは、やはり日本人同士で集まる時とか、家の設備が壊れたり、怪我や病気で助けを呼ばないといけないときですね。これは月に一度あるかどうかという頻度です。

こんなんでコミュ障が治るわけないですよね。

仕事では喋る機会がかなり増えた

日本では部下もいないし、お客さんと話すことも外部に出ることさえもなかったのですが、駐在員の数が少ないので、どうしても一人あたりの仕事量や責任の重さが大きくなって、今は日本と真逆の状況になってしまいました。

でも仕事で話している時って、自分個人ではなくて会社の名の元に、会社の人間としての立場で話をするので、そんなにキツくはないです。楽なわけではないですが・・・。

喋る必要がある場合の疲れ方は海外の方が楽

上で書いた通り、仕事は立場で話すのでそんなにキツくないです。プライベートでも、日本人同士の場合は、会社の駐在員という立場を崩していないので同じ。日本人の数もまだそんなに多くないし、わりとユルい感じのコミュニティが多いのも理由のひとつかもしれません。

本当の意味でプライベートに現地の人々と話さなければいけない場合も、相手は僕のことを「外国人扱い」で接してくれるので、何も気になりません。英語圏ではないので、原始人レベルの英語で喋ってもそんなに恥ずかしくないし。店のシステムとか乗り物のシステムを間違えても、「外国人だからな」で済む。

日本語が聞こえてこないのが良い

当然、町を歩いていても日本語が聞こえることなんてそんなにありません。たまに他の駐在員や旅行者なんかが集団で歩いているところに出くわしたりはしますが、だからどうだということもなく。

繁華街で若者が騒いでいても、日本でなら「うるせえな」と思うところが「楽しそうだな」と思えるようになります。これは自分が切羽詰まりながら生活していないので、単に心の余裕が増えたということかな・・・。

英語だったら単語くらいは聞き取れそうなもんですが、95%は現地語しか聞こえてこないので、もはや言葉としては何も認識できません。人の会話が耳に入ってこないというのは素晴らしい。何も気にする必要がない。通りすがりのヤツが、その場にいない友達であろう誰かの悪口を言っていたとしても、全然イラつかない!

結局ヤル気と環境次第

自分の中にコミュニケーションをしようという気持ちがあるかどうか。コミュニケーションをしなければ生きていけないような環境であるかどうか。その二つだけです。

僕は前者に関してはすぐ疲れてしまうのでほぼ無いですし、後者に関しては比較的都市部に住んでいるので、そんなに喋らずとも生きることができちゃってます。

英語も現地語もユルく勉強していますが、使わないので成長しない。なんのためだコレ!

コミュ障は海外に出るべきなのか?

日本でのコミュニケーションに疲れ切っているなら、一度は海外に行くことをオススメします。さすがに生活するのはハードル高すぎなので、まずは旅行程度に試してみてください。

もし話すことが目的でないなら、ある程度インフラが整っていて、ネットがあればだいたい解決するレベルの都市に旅行するなり住むなりするのがオススメ。

トラブルの多さは日本の比ではないです。コミュニケーションが精神的に楽というメリットがなければ僕は逃げ出しているくらい生活は大変です。(僕の住んでいる町は)

 

今日記事にした内容はあくまでも僕の例なので、人それぞれどうなるかはわかりません。行った国にもよると思います。

でも、日本語のシャワーを浴びながら、日本語でコミュニケーションをするよりは、絶対海外のほうが気持ち的に楽です。これはマジ。

おわり

日本の「空気を読む」的な文化が、僕はわりと得意な方ではあるのですが、得意かどうかと、好きかどうかは全く別で、たまに日本に帰ると異様に疲れます。そんなに貯金もないのに電車が嫌でタクシー乗るくらいには疲れてる。

空気を読むことよりも疲れるのは、他人の悪口が聞こえてきたときですね・・・。自分が言われたわけではないのに、その日何もできないくらい疲れてしまう。

僕と同じタイプの方は海外の方が楽に暮らせると思います。

大丈夫。インターネットさえ繋がってればなんとかなるさ。あ、長期で海外に行くなら日本食チェーン店が多いところにしたほうがいいぞ!

 

以上。

 

↓こんな記事も書いています。

海外駐在員が語る、日本のココが最高!

TOEIC245点で海外生活してる俺がリアルに使う英語を紹介。