漫画感想

なろう漫画「航宙軍士官、冒険者になる」感想。設定激熱。宇宙戦争から異世界ファンタジーへ。

どうも、インターネット雑談マン@netzatsudanmanです。

今回は、小説家になろう原作の(著)伊藤 暖彦先生 /(画)たくま 朋正先生 /(キャラクター原案)himesuz先生 の漫画、「航宙軍士官、冒険者になる」の感想になります。

 

なろう原作作品でお馴染みの異世界モノなのですが、始まり方がいつものじゃないんです!宇宙!宇宙からやってきた主人公!始まり方の雰囲気が近い作品でいうと、「翠星のガルガンティア」みたいな感じ。

主人公が元々いた世界・・・というか、惑星では、人類がバグスと呼ばれる知的生命体と宇宙戦争を繰り広げていて、主人公は軍人で航宙艦(ようは宇宙戦艦)の乗員。その艦が航行中に何らかの攻撃を受けて、主人公以外は帰らぬ人に・・・。運良く助かった主人公は美人のAIのサポートを受けつつ、近くの惑星に降下に成功。

降下した惑星はなろう読者にはお馴染みのモンスターやらが登場する剣と魔法の異世界で、主人公は進んだ科学力と軍での経験を武器に冒険を始める・・・。

ざっくり説明すると、こういう流れです。

もー、とにかく設定が好き。異星人と人類が生存を賭けて戦っているっていう世界観の時点で熱い。降下してからは噂のバグスの話というのは全然出てはこないけど、いずれ話が進むに連れて、いつかこの惑星にも襲来するはずのバグスに対抗するために、中世レベルの武装の異世界人を鍛えるみたいな話になってくれたらほんと最高。作者様どうかそういうのお願いします。

俺の妄想はさておき、まだ第一巻だというのに他にも熱い設定てんこ盛り。

この作品では主人公のような普通の人間種のことを「人類に連なる者」と呼んでいて、宇宙でバラバラの場所でそれぞれ進化したはずなのに、遺伝子構造が同じ。だからこそ主人公はこの惑星に降り立ってから、モンスターに襲われている人間を進んで助ける。超壮大な仲間意識熱い。

他作品だったら精霊様とかスキルとかでチート的能力を発揮するところ、本作では科学が進歩した世界から現れた主人公なので、当然その超科学で対応する。脳内でいろいろサポートしてくれるのは、「大賢者のスキル」みたいなのじゃなくてAIだし、長距離を走るために細胞に干渉して血中酸素濃度を高めたり、魔法が出るメカニズムをAIがサポートして連射できるようにしてくれたりとか、科学ってすごいよね。(小学生並の感想)

「充分に発達した科学技術は魔法と見分けが付かない」なんて言葉もありますが、科学で魔法出しちゃうとは。

主人公も軍人さんだけあって、キビキビ活動してくれるので良い。バグスとの実戦は経験してなかったみたいだけど、シュミレーターで訓練を積んでいた経験があるから雑魚モンスターくらいは余裕で切り捨てられる強さ。ウジウジしないから読んでいて気分がいい。

一番好きだったのは、冒頭に出てきた美人のAIがなぜその姿をしているのかの説明回。激熱胸熱。もう読んでくれ!

 

そういえば、話の雰囲気は全然違うけど、宇宙からという流れとしては「天牢のアヴァロン」もそうだった。そちらも面白いのでオススメですね。

以上。

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