どうも、インターネット雑談マン@netzatsudanmanです。
今回は、小説家になろう原作の(著)迷井豆腐先生 /(画)天羽銀先生 /(キャラクター原案)黒銀(DIGS)先生の漫画、「黒の召喚士」の感想になります。
小説家になろうの方では、「黒の召喚士 ~戦闘狂の成り上がり~」というタイトルで発表されていて、この主人公が「戦闘狂」というところがこの作品の魅力だと思います。
世界観とか設定は、異世界転移、スキルあり、ステータス画面あり、冒険者ギルドあり、奴隷を仲間にするイベントありで、なろうのテンプレ的な感じなんですが、主人公のキャラクターが個性的。
異世界転移時に記憶を失っているので、どういう経緯で転移してきたのかは不明ですが、記憶を失った理由が、「理想のスキル構成にポイントが足りなかったから、記憶を対価にポイントを増やした」っていう、この時点でコイツだいぶ「キレてる」野郎だなと思わせてくれる主人公。
この説明、作中でわりとサクッと終わった部分なんですが、冷静に考えて記憶を対価にとか怖くて無理じゃない?不要な記憶を選んでポイントに変えられるならともかく、今までのことをすべて忘れてしまうってのは、いくら良いスキルを入手できるとはいえキツい・・・。
それだけじゃなく、記憶を失う前には、異世界転移の説明をしてくれた女神様を口説いて配下にスカウトするという、まさに神をも恐れぬ所業。
物語開始からは「戦闘狂」ぶりを発揮して楽しませてくれる主人公ですが、記憶を失う前からそうだったんだろうなぁ。
「召喚士」って名前の職業でイメージするのって、普通後衛ですよね?召喚した魔物に戦ってもらって、それを後ろから支援する人でしょ?いいえ違います。この主人公は魔物を召喚はするけど、自分で攻撃魔法ぶっ放して近接戦闘しまくります。超好戦的。
この物語、一応「魔王の復活が近い」という時期のお話なのですが、それは第一巻時点ではストーリーに全然関係なくて、むしろ魔王を倒すための勇者は別の国で召喚してあるから、その件は触れなくていいです的なノリ。
作中の女神様のセリフでは、
この件については関わらないでください
飽き飽きしています ああいうの
それでええんか・・・。
異世界転移で魔王がいる世界なのに、魔王の件は女神様公認で放置していいという斬新なストーリー・・・二巻以降の展開がどうなるのか気になります。
とりあえず、第一巻では主人公もまだレベルが低くて、女神様を召喚するだけのMPが足りずまだ姿を見れていないので、登場が楽しみです。
神クラスを配下で使えるなら、勇者だろうが魔王だろうが一瞬で塵にできそうだな・・・。
以上。
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