どうも、インターネット雑談マン@netzatsudanmanです。
今回は、小説家になろう原作の(著)筧千里先生/(画)堂島ノリオ先生/(キャラクター原案)hu-ko先生 の漫画、「世界でただ一人の魔物使い~転職したら魔王に間違われました~」の感想になります。
全ての人間は15歳になると天から職業を与えられる世界で、勇者に選ばれた主人公が「静かに暮らしたい」という理由で、職業を変更できる「転職の書」を見つけ出すも、「魔物使い」という職業になってしまい、職業名から分かる通り、魔物を従えているせいで魔王と間違われてしまう的なお話です。せっかく長年旅して転職の書を見つけたのに、結局静かに暮らせない主人公。
なろう小説って、主人公がモテモテで速攻ハーレムみたいなイメージがあると思いますが、本作の主人公は「魔物使い」という職業柄、周りにいるのはもれなく魔物です。それもサキュバスみたいな人型で美少女な魔物ではなくて、ミノタウルス(♂)ゴブリン(♂)オーク(♂)のようなガチの魔物。
転職の書を探索していたのが、伝説の勇者しか突破できなかったという、かつての魔王が拠点としていたダンジョンだったので、魔物使いに転職してからお試しで仲間にした最初の魔物たちが超強い。そんな連中引き連れてたら、もうそれは魔王でしょっていう・・・。
流石にコミカライズにあたって絵面が邪悪すぎたのか、漫画オリジナルキャラクターで褐色ロリの従者が登場しますが、そのくらいは許してあげたい。。ストーリーに影響が無いので必要か必要でないかで言うと、あまり必要ではないけど、カワイイから良し。
話としては、魔物を配下にする→だんだん配下が増えて組織が大きくなっていく→完全に魔王。のような感じで進んでいくのですが、第1巻では4匹、5匹くらい仲間にしたところで終わり。原作でも漫画でも面白いです。
気になるのは主人公が最初から強すぎるので、この後まともに張り合える敵が出てこれるのかが心配。最初の魔物を仲間にしたダンジョンは、世界にたった28人しかいないSランクの冒険者でも躊躇うような難易度の場所だったのですが、主人公の場合は元の職業が勇者でしかも99レベルまで到達していた圧倒的強者なので、そこでも別に苦戦しないし、転職してそこの魔物を配下に入れてるし、こいつに対抗するとなると「神」とか新しく生まれるであろう「勇者」くらいしかいなそう。
せっかく浪漫あふれる設定の作品なので、長く続いてほしいなと思います。
元々「静かに暮らしたい」という自分本位な理由で勇者から転職した主人公なので、変な使命感とか青臭いことを言わないタイプの奴です。たぶん転職しなくても勇者より魔王向きの性格だったと思う。
以上。
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