東京マイル(芝1600m)重賞の調教・追い切り傾向

カワノカズミです。

この記事を書いている直前の東京新聞杯(東京芝1600)で3連系が的中しまして、そういえばよくよく振り返ってみるとこのコースの重賞を案外的中していることに気づきました。

調教に偏って予想している僕が3連系を的中できているということは、このコース特有の調教の傾向があるような気がするので、2023年全東京マイル重賞の3着内馬の調教を調べてみました。

では早速結果です。

8重賞3着内馬24頭中、追い切りが美浦Wだった馬が15(62.5%)でした。
半分ちょっとかと思うとそうでもないような気がしてしまいますが、
逆に美浦W組以外の9のうち、ソダシとナミュールが3分の1を占めています。

クイーンカップとNHKマイル以外は必ず2頭が美浦W組で決まっているので、
美浦W組+ソダシとナミュールを買えばほとんどのレースで何かしら的中できてしまいますし、実際去年の僕はその2重賞以外はほぼ的中してます。穴党の僕としてはここまで的中が続くのは、自分で言うのはとても切ないですがかなり珍しいです。。

表のほうでは省きましたが、美浦W組の中でも馬也の調教で併せ馬をしている場合、好走する傾向があるようです。そしてやっぱり東京はルメール騎手とキムテツ先生。

時間が無い時に雑に調教で東京芝1600を予想するのであれば、
①美浦W組
②ナミュールとセリフォスを警戒(ソダシは記事執筆時点で引退)
③ルメール騎手を警戒
④木村厩舎を警戒
⑤5Fが66秒以下だとなお良い
⑥1Fが11秒前半だとなお良い
⑦馬也だとなお良い
⑧併せ馬をしているとなお良い

でしょうか。

さすがに1年間8重賞程度ではデータとしては頼りないと思いますが、世の中だいたいみんな過去10年のたかだか10レースで傾向分析するので、もしかしたらそんなこともあるかもねくらいで許してください。

で、終わってから言うのはズルいんですが、この記事自体が2024年の東京新聞杯で3連複を的中したことをきっかけに書いた記事なので、東京新聞杯2024の3着内馬の追い切りもメモしておきます。当然ながら↑の条件に近い内容です。ルメさんキムテツ先生は残念でしたが、さすがに昨年5月ぶり+20キロ以上の馬でいきなりはキツイて。。。

東京新聞杯2024

サクラトゥジュールは7番人気、ホウオウビスケッツは8番人気の低人気ながら頑張ってくれましたね。サクラトゥジュールの5F64.5はエグい、それでいて1Fは11秒台だし、、、。こんな素晴らしい時計は2023年のG1まで見てもいませんでしたね。。

ウインカーネリアン、ホウホウビスケッツは悪くはないが、ずば抜けていいわけでもなく及第点という時計ですが、トラックバイアス、運、騎手判断もうまく嚙み合ってくれたと思います。

とくに今回は上位人気馬がそれぞれ、1番人気はゲート開かず出遅れ、2番人気は後方から何もできず終了、3番人気は休み明けで飛んでくれたので、まぁ、、、すべて万全にことが運んでいたら岩田パパの3着はキツかっただろうし、その分岩田息子のほうが着内だったろうなと思いますね・・・。

マスクトディーヴァは栗東坂路組なので、ナミュールと同じく例外的に警戒しないといけない相手として、記憶しておきたいと思います。

そして早速次の重賞はこの条件が使えるクイーンカップ。

残念ながらたった2つ外した中の1つなのが怖いところですが、せっかくこういう記事も書いたので、今回同様の絞り込みで狙ってみたいと思います。

が、出走馬を見渡してみたところ、同条件のアルテミスSで栗東馬ながら好走したサフィラちゃんがいらっしゃるので、もうダメかもしれません、、、笑

高野厩舎とか池添厩舎は坂路速ければどこのコースだろうが押さえておきたいので、これは仕方ないかなぁ。。。

正式な予想は木曜以降に公開します。

ここまでお読みいただきありがとうございました。