どうも、インターネット雑談マン@netzatsudanmanです。
学生時代、5年間コンビニでアルバイトした結果、「人と関わらない仕事につこう」と決意し、ソフトウェア開発会社でプログラマになりました。
あれから10年、僕が仕事で人と関わらなかったどうかについてお話します。
入社前の経歴と会社の規模
入社前の経歴:コンビニバイト5年
会社の規模:従業員50名程で半分が技術者
入社1年~2年目の業務
入社1年2年は、全部が研修みたいなもんです。先輩のやり方を見ながら、ほとんどの時間を社内の業務を覚えることに費やされます。
最初の1、2週間は、初歩の初歩のプログラミング研修なので、教科書とにらめっこで時間が過ぎていきますが、次第に先輩への質問、先輩からの指導タイム、会社内の雑用、飲み会などで、人と関わらない時間は無くなっていきます。
プログラミングだけであっても、書き方に会社の癖(謎の伝統)があったり、既存処理が全く意味不明だったりするので、先輩プログラマへの質問は避けられません。
入社3年~6年目の業務
なんとなく会社のことが、一人でできるようになってきたかなと思う頃、OS等の環境の調査でインフラ関連の担当者と打ち合わせや、お客様サポートの部署からの質問が飛んでくるようになります。
人によっては新人、中途採用の社員への教育、営業に同行して客先に仕様決定の打ち合わせに行かなくてはなりません。人と関わらないことは、ほぼ無理です。
丁度この頃が、その後のキャリアの分かれ目で、この時点で上司から「こいつは人とコミュニケーションがとれるな」と思われたが最後、バリバリプログラマーの道にお別れです。
入社7年~10年目の業務
余程のミスがない限りは、チームを率いる立場になっている頃です。こうなってくると、人と関わらないなんて夢幻の如くなり。
スケジュールの管理、部下の育成、面談、他部署との連携、会社全体の行く末に関わる決定にも参加しなければなりません。
僕の場合は、海外支店の駐在員としてスタートから関わってしまったので、他に日本人もいないですし、完全にマネジメント業務・・・というか、人材関連のトラブル対応です。
プログラムなんて数年組んでいません。
今後
日本に戻ろうが、海外支店の駐在が続こうが、求められているのはマネジメントです。
それなりの経験があるとみなされて、それなりの給料も貰ってしまっているので、今更イチ技術者に戻るというのは無理だと思います・・・。
技術者の数が限られているので、技術者に戻ったところで人と関わらないのは、不可能なのですが・・・・。
まとめ
人と関わりたくないからプログラマを志望するという若者の皆さん、
中小企業のプログラマは、ものすごく人と話すよ・・・・・・。
(というか、プログラム専属って無理じゃね?)
せめて、自社製品の開発者か社内システムの保守くらいのとこに就職して、どうにか他人と関わるのを避けられるように、頑張ってください。自分「個人」ではなくて、「立場」で話するようになるので、想像しているよりはコミュニケーションキツくないです。
結局、嫌なんですけどね。お金を稼ぐって難しいなぁ。
以上。