どうも、インターネット雑談マン@netzatsudanmanです。
今回は、小説家になろう原作の(著)澄守彩先生 /(画)まさゆみ先生 /(キャラクター原案)jimmy先生 の漫画、「最強勇者はお払い箱→魔王になったらずっと俺の無双ターン」の感想になります。
12歳を迎えると「ギフト」と呼ばれる神の恩恵で能力を入手できる世界、「アイテム・マスター」というあらゆるアイテムを使いこなせるギフトを授かった主人公。その力で魔王を倒した彼は、無事に王国に帰還したのであった。完。
はい。完ではないです。ここから物語がはじまっていきます。
タイトルの「最強勇者」とはこの主人公のことなんですが、では「お払い箱」とは?なぜそうなるのかというと・・・王族がクズ揃いなのよ・・・。
魔王との一騎打ちに勝利した主人公が凱旋して、とりあえず褒め称えたあとの国王陛下のお言葉がこちら。
「この度の功績 全てわが王子ジェレドに引き渡しては貰えぬか
魔王を倒したことも含めてな」
それに対する主人公の反応はこちら
「・・・・・・・・・・・・は?」
だよな!!!そうなるよな!!人類を守るための命懸けの旅、ようやく魔王を倒して帰ってきたと思ったらコレ。そりゃいくらアイテムマスターとかいうチートギフト貰ってたって、そうなりますわな。
まぁ、でも我々愚民にはわからない高度な政治的理由があるのかもしれないし、王様が悪いと決めつけるのもよくない。さて、どんな理由なのか。その回答がこちら。
「そなたは勇者と名乗るには不細工すぎるのだ!」
はああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ?????????
コレに対して王子も王妃も止めやしない。むしろ当然かのような反応。
いや、不細工って言うけどな、ちょっとポッチャリしてるくらいの、人によってはカワイイと思える程度の、どんなに低く見積もっても中の下くらいだっつーの。
これに主人公は、
「────ああ またか・・・・・・」
なにその反応。もっと怒れよ。まさか御自分が本当に不細工だと思ってらっしゃるんですかね。あのな、ブサメンガチファイターの主人公に土下座しろよ。あいつはもはやステータス的に不細工が確定してんだぞ。ちょっと丸い体型なくらいで何言ってんの!!!?
なろう漫画「ブサメンガチファイター」感想。女ウケを犠牲にして絶対神になった男の物語。
と、読者的には思うのですが、「またか」と言っているあたり昔からそういう扱いだったみたいです。回想では「ハーフオークもどき」とか言われてる。。親からも愛されてないし。。なんなのこの世界は、漫画「異世界おじさん」の異世界みたいに美男美女しかいない世界というわけでもないでしょうに・・・。
で、この舐め腐った対応の後、とある騒動があって、魔族と行動を共にするようになり、人間の側からはオサラバすることになるのですが、第一巻ではまだ「魔王」になるところまでは話が進んでいないです。早く魔王になれよ!!!!
魔族側は人間の美醜に疎いということで、人間側ではハーフオークもどき扱いだった主人公がすんなり受け入れられていて、とりあえず安心。
この後、復讐路線になるのか、魔族と和気あいあい路線になるのか、作品のタイトルを考えるとどっちもだと思いますが、主人公には幸せになってほしいですね・・・。
ちょっと心配なのは、魔王を倒した最強の勇者というわりには、魔力だか精神力だかの消耗が早くて、盗賊の集団程度でも疲弊していたところ。でもそれは装備の問題なのかもしれない。アイテム・マスターというくらいだから、アイテムの質にもよって色々変わってくるのかも。
以上。
↓↓↓他にも「なろう」の感想書いてます!是非!↓↓↓
漫画「モンスターがあふれる世界になったので、好きに生きたいと思います 」感想。
漫画「航宙軍士官、冒険者になる」感想。
漫画「ありふれた職業で世界最強」感想。
漫画「領民0人スタートの辺境領主様」感想。
漫画「蜘蛛ですが、なにか?」感想。
漫画「ブサメンガチファイター」感想。
漫画「世界でただ一人の魔物使い~転職したら魔王に間違われました~」感想。
漫画「駆除人」感想。
漫画「マヌケなFPSプレイヤーが異世界へ落ちた場合」感想。
漫画「神統記(テオゴニア)」感想。
小説「穏やか貴族の休暇のすすめ。」感想。