どうも、インターネット雑談マン@netzatsudanmanです。
今回は、小説家になろう原作の(著)夾竹桃先生、平沢下戸先生 /(画)沢田一先生の漫画、「戦国小町苦労譚 農耕戯画」の感想になります。
農業高校に通う女子高生が、帰宅中に突然戦国時代にタイムスリップしてしまい、農業の知識を生かして戦国時代を生き抜いていくというお話です。
自分に農業知識が無いので何とも言えませんが、他の作品なら数行で終わるような、「なんちゃら農法で収穫量ウン倍だ!」みたいな描写を本格的にやってるような作品です。
この主人公は農業高校生で農業の知識があるのに加えて、元々「戦国妄想ノート」(おそらく自分が戦国に行ったらどうするかを書き溜めている?)をつけているような歴史大好き娘で、冒頭で信長に出会うシーンでも、家紋とか刀とかから信長だと判断していたり、武田信玄についてwikipedia的な喋りで細かく説明できるくらいの知識があります。
たまたま姉のパシリで「古代から現代までの兵器一覧」という本を買った直後にタイムスリップしたので兵器の知識もOK。「農業+戦国+兵器」、突発で転移した主人公の中ではかなり充実した知識を持っているんじゃないかと思う。
が、現代の女子高生なので、風呂も布団もない世界で生きていくのはキツそう・・・。ウォッシュレットが無い生活絶対無理よ。俺が異世界転生したら、最初に水系の魔法を覚えてトイレ事情を発展させたいです。俺のウォッシュレットへの熱意はさておき、その辺の生活の厳しさは、農業で地域を発展させていくうちに、解決していくことになりそうな気はします。さっそく温泉見つけてるし。
主人公は主人公で女子高生の域を越えた知識とタフさがある逞しい子(見た目はかわいい)なのですが、仕えることになった信長様はやっぱり信長様なので(?)イメージ通り無茶振りをしてきます。
最初に「農業で役に立てる」と言ってしまったので、そこは新しいことをどんどん取り入れるイメージのある信長様、急に現れた女子高生を村長にして、その村で農業改革をしろという。。いくら恵まれた現代知識があるとはいえ、なかなかハード。心折れずに頑張ってほしいです。
自分がタイムスリップして信長公に仕えることになったら・・・この主人公のようには立ち回れないだろうなぁ・・・。フィクションでたくさん信長を見てきたので、偶然そんな感じの衣装で出てきてくれれば、信長だってことはわかるかもしれないけど。たぶん信長に仕える以前に野武士とか野犬とかに襲われて終わりそう。そこをうまく切り抜けられても農業について何もわからないし、歴史も大雑把な流れしか知らないし・・・。
でも、この主人公の強さは知識よりも精神力と順応力な気がします。ちょっと抜けてるところはあるけど頭も良い。なんか最近の女の子主人公はタフな子が多いわよね。極限状態では女子のほうが強いということか。
二巻以降どういう活躍で織田家で成り上がっていくのか楽しみです。
以上。
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