どうも、インターネット雑談マン@netzatsudanmanです。
先日、C++のクラスとメモリが1ミリもわからない初心者への雑な説明という記事を投稿しました。
今回も前回同様、「C++プログラマに就職したはいいけど、意味不明すぎてもう辞めようかな」と思っているレベルの新人開発者に向けて、役に立つかもしれないことを共有してみます。
あくまでも僕が気をつけていた内容なので、正確なことは自社の上司・先輩に確認してくださいね。
目次
新人がプログラミングの前に気をつけるべき5つのこと
提出期限、問題が発生した場合の報告先を把握しよう
この記事を読んでいる方は、いわゆる「納品日」よりも前に、自分以外の誰かにチェックしてもらうための「提出期限」があると思います。その日を事前にしっかり把握して、それに間に合うように動きましょう。
また、スケジュールの遅延や、修正内容が当初の方法ではできなかったり、やり方が全くわからない場合に、どういうタイミングで誰に報告すればいいのか、プロジェクトの開始時に必ず把握しておきましょう。
これをしておくことで、「まだ終わらないの?」「なぜ早く報告しないの?」とキレられることが少なくなります。
修正内容を正確に把握しよう
簡単な修正であれば、仕様書や設計書が存在せず、上司・先輩からざっくりとした指示しか飛んでいないかもしれません。
修正後にどういう状態になっていれば良いのかをしっかり確認しましょう。
「どうりゃいいんすか?」だとキレられるので、「今回の修正指示について、私は○○○だと理解しましたが、その認識で合っていますか?」とでも言っておきましょう。
これさえ正しければ、あとはだいたい大丈夫です。
ノートに自分なりの簡易設計図(ざっくりフローチャート)を書こう
どんなに簡単な修正でも、突然プログラムを組み始めてはいけません。必ずノートか何かに、自分なりの設計を書いてみて、正しく動くことを予想できてから、プログラムを書きましょう。「組みながら考える」は絶対NG。
そんなの時間の無駄だと思うかもしれませんが、これをしないで組み始めて、途中で方針変更を重ねると、もっと無駄な時間を使うことになります。
いちいちEXCELか何かで、正式な形でフローチャートを作る必要はないです。それをやってる時間で修正できます。形は適当でもいいので、プログラムの流れを決めましょう。
修正の影響範囲を確認しよう
自分が修正を入れることで、既存コードに影響がないか、しっかり確認しましょう。自分の修正前から存在する変数の値を変更していないか?変更が必要なら、本当に変更しても大丈夫なのかを確認しましょう。
関数の引数や戻り値を修正するなら、その関数の呼び出し、戻り値の利用箇所、すべてを確認しましょう。
returnやbreakを追加する場合は、追加した箇所より下に書いてあるコードに影響がないか確認しましょう。returnやbreakのせいで、通るべきだった処理を通らなくなる場合があります。
使える標準関数や既存処理が無いか探してみよう
これから作ろうとしている処理が、標準関数や既存処理で足りるなら、自分で作らずにあるものを使ってください。時間の無駄な上、バグの原因になります。
しかし、この時に標準関数や既存処理の仕様を理解せずに使うのは、絶対にNG!!絶対にNG!!絶対にNG!!!
「なんとなく同じ動きしてるからいいべ?」でコピーして使用した場合、ほぼ間違いなく良くない結果があなたを待っています。必ず理解してから流用してください。
まとめ
新人プログラマが上司・先輩に怒られるのは、プログラム以前のことが多いと思います。報告・連絡・相談をしっかりこなして、先輩も自分も気持ちよく仕事しましょう。
先輩の時間を取ってしまうのが申し訳ないとか言っている場合ではありません。納期に修正が終わっていないことのほうが問題です。
どんな手段を使ってでも、目的を達成することを軸に考えましょう。
なんやかんや言っても、頼ってくる後輩はカワイイものです。先輩に気を使って黙っていた結果、あとから問題が発覚するほうが心象最悪です。
ガンガン質問しましょう!先輩の回答がわからなければ、わかるまで質問する!
以上。