どうも、インターネット雑談マン@netzatsudanmanです。
闇金ウシジマくんの最終巻(46巻)がKindleで配信始まっていたので早速読みましたので感想を書きます。今回の記事はそれぞれの結末をネタバレしてしまっているので、まだお読みでない方はご注意ください。
ウシジマくんといえば、作者は俺をどこかで監視してんのかっつーくらいクズの生態に詳しすぎることでお馴染みの【クズがクズのまま落ちぶれていく】素敵な作品でしたが、ついに終わってしまいましたね。
末期ウシジマくんは闇金業者がクズから金を回収する話ではなくて、アウトローの抗争がメインになっていたわけですが、最終巻でついに決着。
個人的にはウシジマくんも滑川さんも渋くて好きなキャラクターなので、どういうオチになるのかハラハラしながら読んでましたが、最終巻で一番良いとこ持っていったのは、ウシジマくんでも滑川さんでもなく・・・柄崎だったなぁ。
ウシジマくんはというと、大事にしていたウサギを殺されていつものクールさは失われ、弄ばれるくらいなら自分でうさぎを殺すとか言い出す始末。風の谷のナウシカの蟲使いかおめーは。
で、まぁいろいろありつつ、
滑川を殺す。
超臨戦体制に入っているウシジマくんに対して、
滑川さんに泣き入れませんか?
逃亡生活にもう疲れてしまっている柄崎。
その後も隠れ家のラブホを滑川さんに密告したり、プレス機でサイコロステーキにされそうなウシジマくんを前に泣きながら負けを認めるように説得したり、情けない姿を晒しまくっていたわけですが、、最後の最後にこの一言。
ヤクザと役者は一文字違いでしたっけ?滑川さん。
俺が丑嶋社長を裏切るわけないでしょ。
(ドヤァ)
そう。これまでの柄崎の姿はすべて演技だったのだ!
ってことで、滑川さんに勝利したウシジマくんはその後も闇金業で儲かっていくのでしたメデタシメデタシ。
とはならずに、金を回収しに行った先で、イカれたガキに刺されそうになった客をかばってナイフで刺されたウシジマくんが、路上で血を流しながらぶっ倒れてお空綺麗状態になったところで話は終わりました。
まぁ・・・ウシジマくんもクズ側の人間だから、クズがクズらしく落ちぶれていく漫画の最終回としてはこうなって当然だったんですかね。。滑川さんもその場では死ななかったけどガチ死刑になっちゃったし。
一応ウシジマくんは死んだとは明確に描写されていなかったので、ホーリーランド的に生き延びているパターンを期待したいです。
あ、ちなみにウシジマくんに処分されそうになったウサギちゃん達は、高田の説得で生き延びることができて、その後高田の経営するうさぎカフェとやらで元気に暮らしているそうです。よかったねウサギちゃんたち。
最後に作中一番好きだったワードを発表します。
「オサレ皇帝」です。
いや、別に発表する必要はなかったな。
以上。