どうも、インターネット雑談マン@netzatsudanmanです。
今回は、漫画「ヤスミーン」の感想になります。
早速説明しますと、王族たるライオンとそれに従う他の動物達VSライオンの支配に反逆する動物達の戦いを描いた漫画です。
ライオンは当然肉食で強い生き物なので、自分達以外の動物を食料としか思っていない。ただ食べるだけでなく、より美味しい「美食」を求める拘りもある通な連中。
そんな中、食べてもクソまずいという理由で奴隷として生かされていたトムソンガゼル族の若者が、反旗を翻す的な話で進んでいきます。
僕らが子供の頃って、ライオンはまさに百獣の王、サバンナの支配者っていうイメージで語られることが多くて、「ライオンかっけー」と思って生きてきたわけですが、どうも近年インターネットで見かけるのは、「ライオン(笑)カバのほうが強えーわ(笑)」というご意見ばかりだったもので、なんとなく切なくなっていたのですが、この漫画のライオンはイメージ通りに強い。
主人公サイドでチンパンジーとかシマウマとかのボス級の個体が出てきて、そいつらもそこそこ強いのですが、ライオンに比べたらお話にならないレベル。やっぱり王者に逆らったらアカンかったんや・・・。
唯一ライオンを狩れる力を持っているのが、チーター。この漫画の動物たちが基本的に二足歩行に進化している中で、チーターだけは四足歩行そのまま。それ故スピードがクソ速い。絶対王者のライオンでさえ、近づかれたことを認識できないほどに速い。
で、このチーター絡みでなんやかんや話は進んでいって、
王族と戦う者達が現れた事を
この世界に伝えに行く
と、主人公が決意して第3巻が終わる。
こりゃー、熱い展開になってきたぜ。サバンナ中から各種族の戦闘タイプが集結して、ライオンと死闘を繰り広げるんだな!超楽しみ早く4巻読みたい!!
そして時は過ぎ・・・発売日2016年3月18日から、本日この記事を描いている2019年6月2日まで、まったく続刊の情報が降りてこない・・・。
おかしい、長すぎる。いや、ブラックラグーンだって何年か待たされたし、月刊誌ってこういうもんなのか。
そう不安になりつつ第三巻を読み直してみたら、目次に「最終話」ってしっかり書いてありました・・・。
あとがき漫画でも作者様が、
「ヤスミーン」終了でございます。
って、きっちり挨拶してました・・・。
なんで気づかなかったんだろ・・・最終回が受け入れられなくて脳死状態だったのかしら・・・。
そういうわけで、とっくの昔に最終回を迎えてしまった「ヤスミーン」ですが、面白いのでオススメです。
ライオンちょうつよい。チーターもちょうつよい。チーターとか作中での異名が「白い悪魔」だし。もはや動物とかいう枠じゃないの。アムロ・レイなの。チーター=ガンダム並の戦闘力なの。続きが読みてええええええええええええええええ!!!!
調べたところ作者の畑優似先生は、「ふしぎの国の波平さん」「猛獣学園!アニマルパニック」という、またしても面白そうな作品を出版されているようなので、ヤスミーンを失った渇きはそちらで癒やしていこうと思います。
以上。